20091122
塩田千春 「家の記憶」
蜘蛛の巣のように張り巡らされた毛糸が、家屋の空隙を埋める。
編み込まれているのは、住民から集めた使い古しの家具や衣類。
物に染み込んだ思いや記憶がゆっくりと立ち現れる。
大好きなアーティスト 塩田千春さん
このトリエンナーレに参加してることを知って 実際に見れてとても嬉しかった
古びた家にはり巡らされた黒い糸
使い古されたものたちが安らかに眠っているような ひんやりとした静かな空間でした
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塩田千春(1972年大阪生まれ)は、ベルリンを拠点に国際的に活躍する美術作家です。京都精華大学洋画科卒業後、1996年よりドイツに活動の拠点を 定め、ブラウンシュバイク芸術大学にてマリーナ・アブラモヴィッチに師事しました。以来、糸を展示室に張り巡らせるインスタレーションや、旧東ベルリンの 解体されるビルや廃屋から集めた多数の「窓」を組み合わせたインスタレーション、さらには自らの身体を用いた映像作品など、多様な表現を展開し、これまで 数多くの国際展に参加してきました。また、日本国内では、2001年に開催された第1回横浜トリエンナーレに、泥の付着した巨大な5着のドレスからなる作 品《皮膚からの記憶》を出品したことで大きな注目を集めました。その後も、2006年の第6回光州ビエンナーレや2007年の神奈川県民ホールギャラリー での個展など、国内外で発表が続き、2007年度には咲くやこの花賞と芸術選奨文部科学大臣賞新人賞を続けて受賞しました。
塩田の作品には、絡まった毛糸、くだけたガラス窓、履き古された靴、焼けたピアノなどが主として用いられています。それらは、不穏なおぞましさを喚起す る一方で、時間の経過とともに堆積された過去の記憶を提示しているようにも感じられます。普段、何気なく目にする日常の事物に、死の恐怖と生の迫力とを同 時に付与した塩田の作品は、その両義性ゆえに見る者を魅了してやみません。
http://www.chiharu-shiota.com/jp/
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